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屋久島の詩人「山尾三省没後二〇年記念誌」発行 ゆかりの人々が思い出をつづる

屋久島に暮らした詩人、山尾三省さんの没後二〇年記念誌。表紙は屋久島育ちの琉球びんがた職人、城間あずきさんの作品

屋久島に暮らした詩人、山尾三省さんの没後二〇年記念誌。表紙は屋久島育ちの琉球びんがた職人、城間あずきさんの作品

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 屋久島に暮らし、2001(平成13)年にこの世を去った詩人・山尾三省(さんせい)さんの没後20年を記念した「二〇〇一-二〇二一 山尾三省没後二〇年記念誌」の販売が2月15日、始まる。

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 記念誌を発行したのは、島内外の山尾さんゆかりの人や読者が運営する「山尾三省記念会」。会員や家族、読者などから広く執筆者を募り、43人が山尾さんとの思い出やこの20年の近況などを寄せた。表紙には、幼少期を山尾さんの近所で過ごした琉球びんがた職人、城間あずきさんの作品を使う。

 山尾さんに憧れ、高知の山に移住した布作家の早川ユミさんは記念誌に、「三省になろう。」と題し、「日々の暮らしの中で個人として畑の自給自足をしよう」とつづった。

 執筆者と記念会の会員に配布。配布後、「椿(つばき)商店」「一湊珈琲(コーヒー)焙煎(ばいせん)所」(以上、屋久島町宮之浦)で販売する。価格は550円。

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