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「山尾三省と屋久島の自然保護」のトークライブ 「守る会」の歴史を振り返る

屋久島各地に張り出された当時のポスター

屋久島各地に張り出された当時のポスター

 屋久島町役場フォーラム棟(屋久島町小瀬田)で5月9日、サル学者の山極寿一さんと自然保護団体「屋久島を守る会(以下、守る会)」のメンバーが「山尾三省と屋久島の自然保護」をテーマにトークライブを開催した。

山極寿一さんの声に耳を傾ける、兵頭昌明さん(中央)と長井三郎さん(手前)

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 山尾三省は2001(平成13)年に屋久島で亡くなった詩人。没後、遺族やゆかりの人々を中心に「山尾三省記念会」が結成され、詩人の業績を顕彰している。

 同記念会が企画した今回のトークライブでは、移住先を探していた山尾の一家を1977(昭和52)年に招聘(しょうへい)した「守る会」創設者の兵頭昌明さんが、山尾一家が暮らした白川山集落の成り立ちを語った。「守る会」元会長の長井三郎さんは当時の資料を基に、「守る会」の活動についてレポート。1975(昭和50)年からヤクシマザルの調査のために同島に通い詰めていた山極さんは、長きにわたる「守る会」との交流やアカデミーが屋久島の自然保護に果たした役割、「守る会」から自身が受けた影響などについて語った。

 長井さんは「未来の子どもたちのためにという思いで頑張ることができ、多くの人が協力してくれた」と話した。兵頭さんは「たくさんの川が流れる屋久島のキーワードは水。水の島として、水の循環の大切さをいま一度みんなで考えたい」と締めくくった。

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