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屋久島の特産品店が海の生き物テーマの新商品 お魚マイスター監修で本物感

荒木真理さん(左)とマスキングテープを監修した川東繭右さん(右)

荒木真理さん(左)とマスキングテープを監修した川東繭右さん(右)

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 屋久島の特産品店ぷかり堂(屋久島町小瀬田、TEL 0997-43-5623)が7月17日、オリジナルマスキングテープの新柄「やくしま海の生き物図鑑」を発売した。

マスキングテープの新柄「やくしま海の生き物図鑑」

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 ぷかり堂の店長・荒木真理さんは「屋久島は森のイメージが強いのでコケ柄のマスキングテープを作ったが、魚柄も作りたいと何年も前から思っていた。今年こそ海をテーマにした柄を作ろうと思っていたところ、3月に島在住のイラストレーター・横山遊さんと出会い、イラストの雰囲気が気に入ってすぐに依頼した」と振り返る。「お魚マイスターの川東繭右さんに監修してもらい、夏に向けて製作してきた。色んな人が関わってくれて、思った以上に良い商品になった」と自信を見せる。

 横山さんが魚図鑑を見て描いた絵を、川東さんが細かくチェック。魚の特徴、ヒレや尻尾の形、体の比率などの修正や、鮮度の良い色味になるよう何度も描き直し、本物感を追求した。「私たちが見ても、色味で鮮度の良しあしは分からないが、いつも魚を見ている川東さんに生きの良い色味を教えてもらったことで、どこに出しても恥ずかしくない海の生物図鑑ができた」と荒木さん。

 同店オリジナルマスキングテープは新柄と「コケ図鑑」「モスフォレスト」「トロッコ」「ウミガメ」の全5種類。価格は各385円。「ウミガメ」柄は横山さんのイラストにリニューアルしたばかり。商品はぷかり堂のほか、島内の土産物店のぽんたん館や杉匠、武田館、宿泊施設のTHE HOTEL YAKUSHIMA OCEAN & FOREST、まんてん、グリーンホテルの売店でも取り扱う。

 荒木さんは「この商品をきっかけに、いつも食べている魚、海で見掛けた生き物に親近感を感じてもらえたら。多様な生き物を見られると知ることで、子どもたちや観光客に屋久島の自然環境や文化にもっと興味を持ってもらいたい」と期待を寄せる。

 7月にオンラインストアのリニューアルも実施。「屋久島に来たくても来られない人たちが、より気軽に屋久島を味わえるように」と配送料を見直したほか、会員割引も導入した。

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