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屋久島のアトリエ茶房でデッサン教室 画家の直接指導でアートを身近に

持ち込んだ頭蓋骨をデッサンする受講者

持ち込んだ頭蓋骨をデッサンする受講者

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 画家で店主の富山美幸さんが指導するデッサン教室が2月26日、「アトリエ茶房 風芽(ほめ)」(屋久島町楠川)で開講した。

ホワイトボードを使って物の見え方を説明する富山さん

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 開講時間中、好きな時間に参加できるのが特徴で、静物や写真を各自が持参してデッサンする。鉛筆の選び方から削り方、使い方、描き方の指導を受けられるほか、画材もその場で購入できるので、手ぶらでの参加も可能。1時間以内の受講であれば任意の金額、1時間を超える場合は1,000円以上の寄付を支払う方式で、別途1ドリンクの注文が必要。

 美術予備校講師の経験を持つ富山さんは、島の高校生を対象に美術の個別指導なども行ってきた。「2022年10月の茶房オープン時からデッサン教室もやるつもりで、道具を用意してきた。茶房の営業が落ち着いてきたところで、ようやくこの日を迎えられた。時間や内容を改善しながら、毎週デッサン教室に当てられる日を設けていけたら」と展望を話す。

 「デッサンをやりたいけれど始め方が分からないという方はもちろん、絵が苦手な方も歓迎。描こうと思って対象物を見ると、今までと違って見えてくる。何にピントを合わせるのか意識することで、生活が変わる」とデッサンの魅力を語る。

 教室開講中も、茶房は通常営業を予定。茶房や教室の営業・開講日時はインスタグラムで告知する。

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