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屋久島の湯泊温泉前に喫茶店 集落活気づける新たな憩いの場に

防波堤の向こう側に湯泊温泉がある

防波堤の向こう側に湯泊温泉がある

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 「珈琲(コーヒー)はまゆ」(屋久島町湯泊)が湯泊温泉前にオープンして3カ月たつ。

深いりコーヒーとコーヒーゼリーパフェ

 湯泊温泉は屋久島南部にあり、古くから地元の人に愛される天然温泉。海を眺め波の音を聞きながら開放的な気分で入浴でき、観光スポットとしても人気。温泉周辺の憩いの場として造られた建物で営業していた「寿司(すし)はまゆ」が閉店し、同店で4度目の出店となる。

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 ガイド業の傍ら店主を務める加地英史さんと、菜穂さんが夫婦で営業。コーヒー(ペーパードリップ=400円、ネルドリップ=450円)は自家焙煎(ばいせん)して数日寝かせた豆を注文が入ってからひき、丁寧にドリップする。以前からコーヒー好きだったという英史さんが焙煎する豆は、酸味が少なく、独特の苦味と甘みが特徴的な深いり。

 菜穂さんが考案するスイーツは素材を生かした味わい。ふわふわのシフォンケーキと、甘さ控えめのクリームとあんこの相性が抜群というシフォンサンドケーキ(400円)、さまざまな食感を楽しめるコーヒーゼリーパフェ(550円)が人気。

 夫婦で18年間湯泊に住んでおり、英史さんは湯泊区の協議会役員、消防団員も務める。「ガイド業を通して里の魅力づくりの必要性を感じた。店が集落の活性化の一助になるとうれしい。『里めぐりツアー』の拠点としても活用できたら」と今後に思いを巡らせる。

 菜穂さんは「屋久島の中で人口が少なく若手も少ない集落だが、年配者が元気。温泉のついでや受付と勘違いして来店する観光客もいるが、8割近くが地元客。遠方からわざわざ足を運んでくれる人もいてありがたい限り」と笑顔を見せる。

 営業時間は13時~18時。

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