食べる

屋久島のアクセサリー店内にカフェ せせらぎと緑の中でこだわりクレープ

緑に囲まれたテラスは川のせせらぎが聞こえる

緑に囲まれたテラスは川のせせらぎが聞こえる

  •  

 屋久島の手作りアクセサリーショップ「樹之香(きのこ)」(屋久島町安房、TEL 090-2512-8940)にカフェがオープンして1カ月がたった。

木を生かした作りのテラス

 屋久杉を使ったアクセサリーの販売や手作り体験を行う同店。一枚の屋久杉の板を2つに割ってアクセサリーに仕上げる体験などがカップルや友人同士に人気という。訪れる人々により楽しんでもらおうと、2018年にテラスを設置。テラスを生かしたカフェをオープンするに至った。

[広告]

 店主の清田治樹さんは「島の名物となる屋久島流ファストフードを考案したい」とクレープに注目。夫婦で約半年間、毎日クレープの試食を重ねた。生地、具材、クリームにさまざまな食材を試した結果、今のレシピにたどり着く。

 人気商品は島の名産品を使った「タンカンニューヨーククリームチーズ」「タンカンカスタード」(以上300円)、けい水産のトビウオの薫製を使用した「トビウオクレープ」(580円)など。デザートクレープは歯切れの良い食感、サラダクレープは食べ応えのあるもっちりとした食感と生地が異なる。

 テークアウトも可能だが、緑の景色を堪能できるテラスでのイートインが売り。テラスの床下から伸びるヒメユズリハの木は「できるだけ木を切りたくない」という店主の思いを形にしたものという。テラス下に流れる中瀬川のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえ、車の音はほとんど耳に入ってこない。

 店主は「絶景の中で食べることで、ただ食べる以上の価値を提供したい。島の自然に心から癒やされる空間を作りたかった。ここで休憩していると、幸せな気持ちになれる。自身のためにもこのテラスを作って良かった」と穏やかな表情を見せる。

 売り上げ数を集計し人気ランキングを掲示するほか、全ての味をコンプリートすると好きな味のクレープがもらえるクレープスタンプラリーを行うなど、客を飽きさせない工夫を凝らす。6月から新しく「プリンクレープ」(400円~)がメニューに加わった。

 営業時間は10時~16時30分。