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屋久島で「木材フェスタ」 屋久島の木材に触れる体験も

「福島木工家具店」のコーナーでは、真剣な面持ちで車を組み立てる子どもたちの姿

「福島木工家具店」のコーナーでは、真剣な面持ちで車を組み立てる子どもたちの姿

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 「第4回 やくしま木材フェスタ」が11月9日~12日、屋久島町役場で開催された。

無料の竹とんぼ作りのコーナー

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 「屋久島町みどり推進協議会」と「熊毛流域森林・林業活性化センター」が共同で開催している同イベント。会場は、「令和元年度 木材利用優良施設コンクール」で内閣総理大臣賞を受賞した木造の屋久島町庁舎。木材フェスタは2019年、同庁舎が完成したことをきっかけに、屋久杉だけではない、屋久島産の木材や島在住の木工作家を知ってもらおうと企画した。

 今年のテーマは「屋久島の木と触れ合う」。12日は、木工品販売や木工クラフト体験が行われたほか、未就学児でも楽しめるワークショップや木製遊具で遊べるコーナーを展開した。「福島木工家具店」(尾之間)では、屋久島産の地杉(読みがな)とセンダンを使った「木の車」キットを用意。木づちを使って製作に取り組んだ子どもたちは、完成した車を地杉で作られたコースで走らせ、歓声を上げていた。

 このほか、竹とんぼ作りや、その場で削り上げた地杉の皿を磨くワークショップなどが行われ、普段静かな庁舎は子どもたちの声と木の香りでいっぱいの1日となった。

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