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科学絵本「ヤクシマザルを追って」発行 ゴリラ学者と画家夫婦の共作

子ザルの毛の色が濃いのもヤクシマザルの特徴

子ザルの毛の色が濃いのもヤクシマザルの特徴

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 ニホンザルの亜種である屋久島固有の「ヤクシマザル」の科学絵本「ヤクシマザルを追って~ゴリラ学者と歩く南限のニホンザル観察図鑑」が6月11日、野草社から発刊された。

 同著は屋久島の住民と研究者による自然観察グループ「あこんき塾」が、1994(平成6)年に作成したブックレットを加筆、再編集したもの。当時、モノクロで印刷された挿絵を改めて彩色し、B5判からA5判にサイズを縮小した。

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 著者は、世界的なゴリラ学者で京都大学総長の山極寿一さん。20代からヤクシマザルを研究していた山極さんが文を、配偶者のふしはらのじこさんが絵を担当している。

 ヤクシマザルと本州のニホンザルとの違いや、ヤクシマザルの食物や暮らし、サルを観察するときの注意点など、知っていると森の見え方が違ってくる情報が満載。屋久島の森に通い詰めた2人だからこそ生まれた、リアルな描写が持ち味の1冊となった。

 ふしはらさんは「人を中心にして屋久島の自然を見るだけでなく、サルの視点からも眺めてみて、人もサルもシカも全ての生き物と人が共に歩む、屋久島の未来を考えてもらいたい」と話す。

 価格は1,430円。A5判、52ページ、振り仮名付き。島内では、「椿商店」「一湊珈琲焙煎所」(屋久島町宮之浦)などで取り扱う。

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