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屋久島の里のガイドブック発刊 地元コーヒー店がローカル視点で

写真は屋久島在住の写真家yu-さんが担当

写真は屋久島在住の写真家yu-さんが担当

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 屋久島の「里」にテーマを絞ったガイドブック「Hello! 屋久島 ―あなたの“とっておき”を見つける旅―」が3月21日、KTC中央出版から発行された。

「一湊珈琲焙煎所」が入る宮之浦港のフェリービルディング

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 手掛けたのは、海の玄関口、宮之浦港にあるコーヒー店「一湊珈琲焙煎所」(屋久島町宮之浦、TEL 050-5435-1627)の高田みかこさん。

 丸い島を6つのエリアに分け、西から時計回りにお薦めスポットを紹介する。取り上げたのは、クラフトビール工場のタップルームや森の中の陶房、海辺のカフェなど68カ所。地元出身、東京の出版社勤務を経てUターンした高田さんが、慣れ親しんだ場所を中心に厳選した。スポット紹介以外に、旅支度のコツ、四季の楽しみ方やエリア別の特徴、お薦めの土産なども掲載。

 編集を担当したアノニマ・スタジオの浅井文子さんは「縄文杉をはじめ、とにかく山のイメージが強い屋久島。あまりなじみのない方は、これまで山以外の魅力を知る機会がなかったと思う。島にはUターン組や移住者もたくさんいて、古き良きものと新しい風が見事に融和している。この本では、お薦めスポットや個性的なお店が一つ一つ丁寧に紹介されていて、その匂いや空気感までが伝わってくるよう。読んだらきっと、自分でも確かめに行きたくなること間違いなし」と本の魅力を話す。

 価格は1,728円。

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