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「2月の屋久島を盛り上げる会」始動 閑散期の屋久島のイベント紹介

2月の屋久島はタンカンをはじめとしたかんきつ類の宝庫

2月の屋久島はタンカンをはじめとしたかんきつ類の宝庫

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 「2月の屋久島を盛り上げる会」が2月1日、イベント情報を集約したウェブサイトを開設した。

「方言ナイト」初回の会場となる民宿「屋久の子の家」。他の集落でも開催予定

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 2月の屋久島を盛り上げる会は、飲食店や宿泊施設の経営者が中心となって立ち上げた会。閑散期といわれる2月の屋久島だが、2月ならではの楽しみ方を伝えたいと手始めにウェブサイトを作成した。

 サイクリングイベントや映画上映会、それぞれ異なる主催者に許可をもらい、ウェブカレンダーにまとめている。一覧すると、島のどこかで毎日のようにイベントが催されているのが分かる。カレンダーには「屋久島カフェ巡り」「方言ナイト」「民謡ライブ」や「トークイベント」など、会のメンバーそれぞれが企画したオリジナルイベントも並ぶ。

 ウェブサイトと「方言ナイト」を担当するカフェ「キヨコンネガイ」(屋久島町一湊、TEL. 0997-44-2176)オーナーの馬場貴海賀(きみか)さんは、「雨や欠航で予定が急変してしまった方や普通の観光では飽き足らないという方、もちろんアクティビティーの限られた冬場の楽しみとして地元の方にも利用してほしい」と話す。

 2月7日に開催される「方言ナイト」は、永田集落のローカルが営む民宿を借り切って地元の人々と郷土料理を囲むイベント。屋久島の方言は集落ごとに異なるため、屋久島出身の馬場さんでも、他の集落の方言は未知の世界という。「自分自身の興味が、活動の源。カレンダー公開後も続々と情報が寄せられており、毎日のように情報は増えている」とも。

 2月以降の予定は未定だが、今後も参加者の声に耳を傾けながら、無理のない範囲で続けられるよう取り組んでいくという。

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