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屋久島の海辺にジャンボ門松 対岸の神社背景にそそり立つ

晴れた日には薩摩半島の開聞岳を望む一湊海岸

晴れた日には薩摩半島の開聞岳を望む一湊海岸

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 屋久島の北、一湊湾の幹線道路沿いに現在、「ジャンボ門松」2基が設置され、新年の撮影スポットとなっている。

「一湊を語る会」のメンバーがボランティアで門松を設置

 門松の大きさは、高さ3メートル、台座の直径1.5メートル。一湊集落の活性化を目指すボランティアグループ「一湊を語る会」が毎年設置するもので、30年以上の歴史を誇る。年によって大きさや飾り付けは少しずつ違い、今年は台座1段のシンプルな形。

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 会のメンバーは、出郷者も含め30人ほど。主旨に賛同する人は誰でも参加できる。近年は、60代の男性が中心となって活動しており、海岸の植樹や祭りの設営など、さまざまな事業を取り仕切っている。土台の詰み上げから、竹の切り出しまで、何日かに分けて作業してきた。

 正面に立つと、対岸にある天然の洞窟に祭られた「矢筈嶽神社」の赤い鳥居が中心に見え、左手の漁港の突堤の先端には赤い「一湊港北防波堤灯」がそびえる。「写真映えするので、パンフレットなどにも使われることもある」と馬場保博前会長。

 ジャンボ門松は、1月7日に解体され、当日行われる南九州の正月行事「鬼火焚(た)き」で、一般家庭の門松やしめ縄とともにたき上げられる予定。