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屋久島に縁起物テーマの雑貨店「笑福笑店」 日常に溶け込む屋久島雑貨

朱色の欄干が鮮やかな安房川橋のたもとに立つ「笑福笑店」

朱色の欄干が鮮やかな安房川橋のたもとに立つ「笑福笑店」

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 縁起物をテーマにした雑貨店「笑福笑店(しょうふくしょうてん)」(屋久島町安房、TEL 0997-46-3087)が屋久島町安房の商店街にオープンして2カ月がたった。

地元作家「2COZO(ニコゾー)」による「笑福笑店」オリジナルキーホルダー

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 同じ安房集落で、居酒屋「じぃじ家」やラーメン店「日高家」を営む「Big round(ビッグラウンド)」の新業態。戦後、屋久杉の積み出し港としてにぎわった安房の商店街も高齢化が進み、シャッターが目立つようになった。同店が入るのは、そんな商店街の一角にある、古くは薬局、近年は事務所として使われていた建物。店の脇には安房川が流れ、朱色の欄干が鮮やかな安房川橋が架かる。

 地元の作家「2COZO(ニコゾー)」による屋久杉を使った「Lucky shellキーホルダー」(2,700円)や、「BE HAPPYキーホルダー」(2,900円)は、同店だけの限定品。屋久杉のピアスやペンダントといった定番品も取りそろえる。店主の日高晶子さんが手掛ける鉢植えや、スタッフの福島梨奈子さんによる屋久島産のオーガニックハーブを使った石けんや、花びらが入ったカラフルなバスソルトも並ぶ。いかにも土産物ではないが、どれも屋久島ならではの縁起の良い品々をそろえた。

 日高さんは「高齢化で活気を失った商店街ににぎやかさを取り戻せれば。来月からは、予約なし・短時間で体験できるワークショップなども始める予定」と構想を話す。縁起物をデザインしたオリジナルのはがきやポチ袋、Tシャツなども準備中で、来月から始まる観光ハイシーズンに向けて、品数を増やしていくという。

 営業時間は13時~18時。

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