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屋久島の中学校にボルダリングウオール 子どもたちが島の木に触れる機会を

屋久島の中学校にボルダリングウオール 子どもたちが島の木に触れる機会を

自身が作ったホールドの感触を確かめる東さん

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 屋久島町の安房中学校体育館に5月20日、ボルダリングウオールが設置された。

鹿島さんが製作したボルダリングホールド

 同校の緑化計画の一つとして設置されたボルダリングウオールは、校長の竹本准さん、PTA、工務店の職人、ボルダリングホールドを製作した鹿島裕司さん、屋久島フリークライミング協会がボランティアで取り付け作業を行った。設置後は実際に壁を登りながらホールドの感触を確かめたり、難易度別にコースを考えたりした。

 鹿島さんは「ウッドショップ木心里(きこり)」(屋久島町安房、TEL 0997-46-4560)を営む木工作家。12年の林業経験を生かし、木の個性を尊重した作品作りを行う。今回製作したボルダリングホールドの木材は全て屋久島産で、センダン、サクラ、タブ、クス、シイの5種類。

 鹿島さんは「昔に比べて子どもたちが木登りで遊ぶことが少なくなった。少しでも屋久島の木に触れてもらえたらうれしいと思い製作した。多くの方の協力があって実現できたことに感謝している。また機会があれば製作してみたい」と話す。

 屋久島フリークライミング協会の会員、東友己(ともみ)さんもボルダリングホールドを製作した一人。屋久島のスギとカシを用い、鹿島さんとは大きさや形の異なるホールドを製作した。ウィルソン株のハートや雨のしずくなど屋久島ならではのモチーフをかたどったものも。

 竹本さんは「ボルダリングは東京オリンピックの競技種目になり、屋久島で昨年ボルダリングフェスタが開催されるなど機運が高まっている。山岳と緑の多いこの土地にふさわしく、体幹を鍛える運動が不足している子どもたちの体力向上に役立てたい」とボルダリングを取り入れたきっかけを話す。

 緑化計画はほかにもシンボルツリーの植樹、樹木や花壇の手入れ、校庭周囲の樹木に名板を設置するなど、生徒が緑に親しめる環境作りを行う。

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