木の工房「mokumo(もくも)」が営む「mokumo outdoor style cafe」(屋久島町宮之浦)が7月29日、開店した。
モカチップフラッペや屋久島産の緑茶を使ったフラッペなどのドリンクのほか、自家製ケーキを提供する。屋内の客席はなく、敷地内に点在するアウトドアチェアや木陰のハンモックなど、思い思いの場所で飲食してもらう。
カフェの建物は、大工の経験を持つ店主の柴田和義さんが自ら手がけた。「ショッピングセンターばんちゃん」(安房)内で営んでいた木工店を1月に閉め、草木に覆われていた2000坪の休耕地を整備して建てた。
敷地は「mokumo village」と名付け、今後、オリジナルのキャンプギアやアクセサリーなどの木工品を扱う店舗や工房、子どもの遊び場を設け、さまざまな体験教室なども受け入れていくという。商品の購入やオーダー、リフォームやリノベーションの相談は、店舗が完成するまでカフェで受け付ける。
同店を切り盛りする妻のまりえさんは「森の中にタープを張っているので、多少の雨でも営業する予定。雨の島・屋久島らしく雨の心地よさも感じながら過ごしてもらえたら」と話す。
営業時間は11時~16時(ラストオーダー)。月曜・火曜・水曜定休。月ごとの営業日はSNSで知らせる。