「むらせんまつり」が7月28日、屋久島環境文化村センター(屋久島町宮之浦)で開催される。
同センターの開設28周年を記念して企画した同イベント。当日は、屋久島環境文化財団のマスコットキャラクター「まるりん」との撮影会を開き、撮影した写真はその場で缶バッジにして進呈する。オリジナルうちわ作りやシール、キーホルダーが当たるスクラッチくじも行う。屋久島町民は身分証提示で、展示ホールと大型映像ホールの観覧料が無料になる。
同センターは昨年、大型映像ホールで上映する4K対応の映写機を導入。元々上映していた映像をリニューアルし、追加で製作したもう1本と併せ、2作品を今年4月から上映している。
新たな映像は、20分の4K映像「屋久島の四季」(10時20分から2時間おきに上映)。ドローンの4Kカメラ映像をふんだんに使い、さまざまな角度から屋久島の季節の移り変わりを紹介するほか、岳参り(たけまいり)や鬼火焚き(おにびたき)、たんかんの収穫や漁業なども紹介する。
これまで上映していた「屋久島 森と水のシンフォニー」(上映時間25分、9時20分から2時間おきに上映)は4K化し、両映像に英語字幕を付けた。4K化により画素数は従来の約4倍となり、明るさも向上した。
同センタースタッフの濱﨑寿仁さんは「新作をはじめ、旧作を過去に見た町民や屋久島リピーターもこの機会に足を運んでもらえたら」と話す。
開催時間は13時30分~16時。参加無料。観覧料(展示ホールと大型映像ホール共通)は、大人=530円、高・大学生=370円、小・中学生=270円、未就学児無料。