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屋久島環境文化村センターが大型映像ホールの映写機を導入

設置作業中のパナソニック製映写機PT-RQ25K

設置作業中のパナソニック製映写機PT-RQ25K

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 屋久島環境文化村センター(屋久島町宮之浦)が大型映像ホールにレーザー光源デジタル4K映写機を導入した。

旧映写機とその光源ランプ

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 同センターは、屋久島の海の玄関口・宮之浦港の入り口にあり、屋久島の自然・文化に関する総合的な情報提供や案内を行っている。映像ホールでは横20メートル、縦11メートルの大型スクリーンを使い、普段は屋久島の自然を紹介する約20分の「屋久島~森と水のシンフォニー」を上映している。講演会やシンポジウムの際には関連する映像を大型スクリーンに映し出す。映画館が屋久島にないため、島内の子どもたちのために児童向け映画を上映することもある。

 今回導入する映写機は、昨年発売されたパナソニック製PT-RQ25K。レーザーダイオードを光源とするデジタル4K映写機で、実質的な画素数は従来の4倍、明るさも大幅に向上する。画面内の「白(最大輝度)」と「黒(最小輝度)」の輝度比を表すコントラスト比が3000対1から2万5000対1と高くなり、設置業者によると「従来の映写機では真っ暗だった夜空の映像が、この映写機では明るい星空になる」という。

 11月15日から設置作業を始め、11月24日に稼働開始を予定している。当面は従来の「森と水のシンフォニー」を上映するが、4Kに対応するよう編集し直し、英語の字幕を追加したものを年度内に用意する。ヘリコプターによる空中撮影画像に替えて、ドローンの4Kカメラを使った映像を使うなど、新規に撮影する映像を使った紹介ビデオの制作も予定している。

 開館時間は9時~17時。月曜休館。大型映像ホールの上映は1時間置きに1日8回。展示ホールと共通の観覧料は530円、未就学児と70歳以上の鹿児島県民は無料。

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