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屋久島で県の「よろず相談会」 コロナ禍で奮闘する事業主に経営支援のプロがアドバイス

相談室で待機する菊池さん

相談室で待機する菊池さん

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 小規模事業者を対象とした「屋久島町定期相談会」が11月11日・12日、屋久島町役場本庁(屋久島町小瀬田)で開催された。

相談会実施中

 相談会を実施したのは、鹿児島県よろず支援拠点(鹿児島市、TEL 099-219-3740)。中小企業庁が全国に設置しているよろず支援拠点の一つで、中小企業や小規模事業者からの経営相談に乗っている。創業から経営改善まで、あらゆる相談に対応できるように多様な分野の現役のスペシャリスト19人(11月現在)がチームを組んで無料でアドバイスする。

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 屋久島での相談会は10月に始まり今回が2回目。スペシャリストの一人で中小企業診断士の菊池慎吾さんが、役場1階の相談室で個人事業主らの相談に個別に対応した。相談時間は1組1時間が原則だが、相談内容によっては延長することもある。初日は5時間、2日目は4時間の相談時間を設けていたが、事前に申し込みのあった8件の相談でほぼ満杯となった。

 屋久島担当の菊池さんは種子島在住で、種子島の各市町で月1~2回開かれる定期相談会も担当する。以前からほぼ毎月屋久島でコンサルティング業務を行っており、離島の事情に詳しい。「離島はマーケットが小さいなど都会とは事情が異なり、離島固有のビジネスの難しさがある。必要な人材をどう確保するかも大きな課題」と話す。

 新型コロナの影響で売り上げが落ち込んでいる個人事業主からの相談が多いという。経営を立て直すための助言をすることも、国や県からの支援金や離島に特化した補助金などの相談に乗ることもある。菊池さんの専門外の相談内容には、他のスペシャリストの助言を仰いだり、Zoomを使ってオンラインでアドバイスしたりすることも可能。「どんなことでも相談に来てほしい」と菊池さん。

 屋久島町定期相談会は当分の間、毎月第2水曜の11時~17時に開催。事前に役場産業振興課(TEL 0997-43-5900)または支援拠点に予約が必要。予約が多い場合は翌日も実施し、空きがあれば当日予約も受け付ける。

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