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屋久島町が花育て協力者募集 国体スイミング会場を花いっぱいに

協力者に配布される「花育てガイド」冊子

協力者に配布される「花育てガイド」冊子

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 かごしま国体の屋久島町実行委員会(TEL 0997-43-5900)が、OWS(オープンウオータースイミング)会場を飾るための花を育ててくれる協力者を募集している。

「国体専用ページ」のオープニング画像(屋久島町提供)

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 OWSはかごしま国体の正式競技で、9月14日に一湊海水浴場(屋久島町一湊)で開催される予定。全国47都道府県から男女1人ずつの代表選手が、海上の4つのブイで区切られた1周約1キロのコースを5周する。一湊では毎年日本水泳連盟が認定するOSW大会が開かれており、その5キロコースに相当する。

 実行委員会では、一湊海水浴場の駐車場から海岸までを500本以上の花で飾る計画。そのための1800本の花を手分けして育ててくれる協力者を募っている。花はマリーゴールド、ニチニチソウ、サルビアの3種類。かごしま国体の競技場や沿道を彩るために県が推奨する13種類のうち、この3種類が屋久島での生育に適し、開花時期も適切と判断した。

 協力を希望する個人または団体は、町のホームページから参加申込書をダウンロードし、希望する花の種類と本数を記入して実行委員会に提出する。委員会で調整の上、協力者には6月ごろに花の苗と「花育てガイド」冊子を無料で配布する。苗は庭にじか植えしても、委員会が無償提供するプランターで育てても良い。競技当日は128台のプランターを実行委員会が集めて会場に配置し、競技終了後、希望する協力者には返却する。

 順調に育てば、かなりの数の花が余ることになるが、実行委員会では「花を育てることで国体に興味を持ってほしい。プランターには国体のラベルが印刷されていて記念になる。花育てが好きな人は参加してほしい」と協力を呼び掛ける。

 協力者の募集は5月8日まで。申し込みが少ない場合は2次募集を行う可能性あり。

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