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屋久島町老人クラブ連合会が手作りマスク1500枚寄付 福祉事務所通じて子どもたちへ

役場で福祉事務所の所長(左から2人目)らにマスクを手渡す会長の岩川さん(右端)ら

役場で福祉事務所の所長(左から2人目)らにマスクを手渡す会長の岩川さん(右端)ら

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 屋久島町老人クラブ連合会(屋久島町尾之間、TEL 0997-47-2518)が会員から手作りマスクを募り、集まった1500枚を4月16日、福祉事務所に寄付した。

見るだけでも楽しい手作りマスク

 屋久島町には集落ごとに老人クラブがあり、それらを統括するのが老人クラブ連合会。1200人の会員を有し、ゲートボールやグランドゴルフなどのスポーツ大会を主催したり、食生活など健康に関する研修会を開いたりしている。60歳以上の町民であれば誰でも入会できるが「60歳未満でも体力のある人は歓迎」と会長の岩川宏さん。

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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に貢献できることを役員会で検討した結果、会員全員に1人1枚以上の手作りマスクを作ってもらうことにし、町内放送や地区ごとの老人クラブ(「単老」と呼んでいる)を介して呼び掛けた。「使い捨てマスクがなかった時代は、ガーゼや端切れでマスクを作ることもあったので、そのノウハウを持っている人もいるだろう。島内ではマスク用のゴムひもは売っていないが、古いマスクのゴムひもが再利用できるかも」と岩川さん。

 空港近くの長峰区では、単老「長峰粋生き(いきいき)クラブ」会長の楠忠久さんが、連合会からの依頼状を手に会員の家を一軒ずつ回って依頼と回収を行った。手が動かないからと貴重な使い捨てマスクを寄付する人もいれば、今すぐマスクが必要な人がいて回収したばかりのマスクを置いていくこともあったという。

 単老ごとに集まったマスクは、会長の岩川さんと事務局の岩川六男さんとで島を半分ずつ手分けして回収し、16日に役場で福祉事務所の担当者に引き渡した。福祉事務所で消毒した後、町内の子どもたちに原則1人1枚ずつ保育所や学校を通じて配布する。

 集まったマスクは、子どもが喜ぶようにとアニメや動物の絵が入ったタオルを使ったものや、大人でも欲しくなるような着物生地を使ったもの、手作りとは思えない見事な立体裁断や折り目の入ったものなどさまざま。手作りならではの心のこもったものばかりが集まった。

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