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ふるさとの医療の灯を守りたい 屋久島出身の医師が診療所再開

「一湊出張診療所」開所の式典には、高齢者を中心に50人ほどが集まった

「一湊出張診療所」開所の式典には、高齢者を中心に50人ほどが集まった

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 屋久島の中でも過疎化が進む北部の一湊集落で2月20日、「一湊出張診療所」(屋久島町一湊)が再開された。

開所式当日は、翌月の予約業務を中心に行った

 院長となるのは、一湊集落出身の医師、肥後尚樹さん。肥後さんは、島の東部にある「小瀬田みんなの診療所」(屋久島町小瀬田、TEL 0997-43-5100)の院長も兼任しており、「一湊出張診療所」へは「小瀬田みんなの診療所」の看護師らと共に、月に1度やって来ることとなる。

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 1991(平成3)年の開業から28年間にわたって集落の医療を支えてきた門野義信院長の「門野医院」が、昨年3月に閉院したことで、1年近くあるじ不在の状態が続いた診療所。総合病院がある宮之浦集落までは、車で10キロの距離。運転免許を返納する高齢者も増え続ける中、集落では不安の声が上がっていた。

 建物を管理する屋久島町へ一湊区からの働き掛けで開院が実現。再開に当たっては区民有志が大掃除に臨み、この日を待ちわびてきた。

 地元の高齢者を中心に50人ほどが集まった開所式で肥後さんは、「急性期医療を志す原点となったこの場所に帰ってこられて、胸に込み上げるものがある」とあいさつ。会場は温かな拍手で包まれた。

 診察時間は第3木曜の14時~16時。

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