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屋久島の特産品タンカンの品評会 歴史や伝統重んじる農業集落で続く

各農家が出品したタンカンが並ぶ

各農家が出品したタンカンが並ぶ

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 屋久島の特産品であるかんきつ・タンカンの品評会が2月20日、原(はるお)公民館(屋久島町原)で行われた。

モッチョム岳の麓に立つ原公民館

 県、町、原集落の園芸組合が毎年この時期に開催する。審査は県農林普及課、町役場農林水産課の技術職員が行う。今年はヒヨドリの食害により島全体のタンカンの収穫量が少なく、この日出品した農家の数も19軒と例年より少なかった。

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 農家は指定の化粧箱によりすぐりのタンカン20個を詰めて出品する。審査項目は着色、玉ぞろい、傷や病害虫について肉眼での判定と、各農家のタンカン2個ずつの果汁を屈折糖度計で測定し、平均値を採点する。糖度は12度以上で満点となる。

 この品評会は原集落で30年以上続く行事。以前は各集落で開催されており、集落の優勝者の中から町のグランプリを選出していたが、現在続けているのは原集落のみ。原集落で生まれ育った区長・日高豊さんは「原は屋久島の農業を支える農業集落。この地域ならではの伝統の一つとして続けている」と話す。

 「高齢化や担い手不足が進み、農業の衰退が危惧される。話し合いの場を設け、課題や目標の共有を行っている。これまでの歴史や伝統を重んじながら、今後の集落のあり方を考えていきたい」とも。

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