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屋久島のカフェ「シーサーシーサー」7周年 幸せを呼ぶ「玉の輿ブタ」も話題に

しづ江さんが作ったシーサーの置物。コーヒーを持っているのが勝さん(左)、ぜんざいを持っているのがしづ江さん(右)

しづ江さんが作ったシーサーの置物。コーヒーを持っているのが勝さん(左)、ぜんざいを持っているのがしづ江さん(右)

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 屋久島町平内にあるカフェ「珈琲(コーヒー)シーサーシーサー」(屋久島町平内、TEL 0997-47-3155)が8月、7周年を迎えた。

幸せを呼ぶ「玉の輿ブタ」

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 大阪から移住した松本勝さん・しづ江さん夫妻が店主を務める同店。勝さんは「知り合いが誰もいない屋久島で地域の方とつながりをつくる場所としてオープンさせた。リピーターや紹介で訪れる人が多く、ご近所の方の午後の団らんスペースになっている」と話す。

 店内は、窓の大きさやカウンターの位置、棚の幅など、細部までこだわったという。「限られたスペースだからこそ、設計士と何度も相談を重ねた。圧迫感のないよう、人の視線が気にならないよう工夫した」としづ江さん。靴を脱いで入る店内は「仲の良い友人の家に遊びに来たような」居心地の良い空間を目指す。閉店までゆっくり本を読んだり、おしゃべりを楽しんだりする人もいるという。広いテラスからは、海やトカラ列島の島々を一望できる。

 メニューは、「コーヒー」(ブレンド=300円、モカ マタリ=350円)、コーヒーで作った氷を使った「アイスコーヒー」(400円)、自家製ミルクシェイクと屋久島産フルーツの「たんかんスペシャルドリンク」「パッションスペシャルドリンク」(以上、500円)、開店当初から人気という「アイスクリームぜんざい」(600円)、「ホットケーキ」(500円)など。

 豆からひき、一杯一杯目の前で入れるコーヒーは勝さんが担当する。オープン前に大阪の専門学校に通い、技術を習得したという。ミルクシェイクやアイスクリームはしづ江さんの手作り。フルーツは自家栽培の物を使う。

 しづ江さんは陶芸家としても活動しており、店内に作品を並べている。大きさ約2センチ四方の置物「玉の輿ブタ」が特に人気といい、「恋人ができた」「結婚が決まった」など、「幸せが舞い込んでくる」と地元民の間で話題となっている。「一匹一匹、目を見て気に入った子を選ぶのがポイント」としづ江さん。

 営業時間は木曜~土曜・祝日=13時~17時。日曜~水曜定休。

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