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屋久島で「循環」テーマのキッズプログラム 幼少期に自然に触れる体験を

内野さんの海遊びの様子

内野さんの海遊びの様子

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 「屋久島kidsプログラム 水~SUI」が11月16日~18日、島の宿泊施設「モスオーシャンハウス」(屋久島町麦生、TEL 080-2730-6046)で開催された。

たき火で手作りパンを焼く

 ハワイ大学で海洋学を学び、海図やコンパスを使わずに航海する「ホクレア号」のクルーを日本人として初めて務めた「海の学校」代表の内野加奈子さんと、モスオーシャンハウス代表の今村祐樹さんが企画。子どもたちが物作りや遊びを体験しながら、自然の循環や恩恵を感じられる感性を育むことを目的にプログラムを組んだ。

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 「やくしまロースター」のコーヒー豆焙煎(ばいせん)体験、「やわら香」の地杉(じすぎ)精油を使ったスプレー作り体験、「けい水産」の地魚の薫製作り体験といった屋内でできる体験プログラムと、内野さんのサンゴと海遊びのレクチャー、秋の星空を眺めるスターナビゲーション講座など、自然に親しむ屋外の遊びを組み合わせた。

 最終日は屋久島環境文化研修センターの森で拾い集めたまきで火をおこし、たき火を囲んで「自然の恵みを味わう森のランチ会」を開催。前日に仕込んだ天然酵母の手作りパンを焼き、自分たちで作った地魚の薫製を使ったサンドイッチなどを頬張った。雨にもかかわらず、子どもたちは会場を元気に駆け回り、終始にぎやかなランチ会となった。

 今村さんは「幼少期の体験が子どもの成長に与える影響は大きい。屋久島の多様な自然環境は、子どもの感覚や感性を豊かにできる可能性がある。親子で楽しめる遊びがたくさんあることが伝われば、来島する人の層も広がるのでは。教育の分野が充実していくことは、住民の暮らしがより豊かになっていくことにもつながる」と話す。

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