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屋久島のカフェギャラリーに新メニュー 地域の良さ生かした新しい取り組み

作品が映えるよう白く塗り直した店内

作品が映えるよう白く塗り直した店内

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 屋久島町にある就労継続支援事業所「屋久の郷」のカフェギャラリー「百水」(屋久島町宮之浦、TEL 0997-42-0775)が10月、新メニューの販売を始めた。

新メニューのカルボナーラ

 7月にカフェ「陽だまり」からリニューアルオープンした同店。地域の伝統を生かし、島の大工が昔ながらの石置屋根に改装した。家具は廃校になった中学校や、閉店した商店から譲り受けた。入り口はテラス側に設け、地域の人が気軽に立ち寄れるオープンテラスに変えた。

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 新メニューは、カルボナーラ(800円)と地魚定食(850円)。カルボナーラは自家製ベーコンとイタリアから取り寄せたチーズとパスタを使う。地産地消がテーマの地魚定食は、カンパチやブリなど旬の地魚を使う。

 手作りパンも引き続き販売するほか、店内にはイートインコーナーも設ける。山型食パン(280円)は予約完売する人気商品。ドリンクはネルドリップのコーヒー、八万寿茶園の紅茶や玄米茶(以上300円)、地元のブルワリー「Catch the Beer」のビールなどをそろえる。

 同店は利用者の作品を展示しており、ギャラリーとしても利用可能。注文なしでも店内で絵画や書などの展示作品を楽しむことができる。展示作品はほぼ全て販売しており、月ごとにテーマを変えた展示を行う。10月から11月中旬までは「手拭い展」、11月中旬からは、イタリア人アーティスト・セルジオさんと所属アーティストのコラボレーション展を開催する。

 施設長の義山正浩さんは「今年の春から新しい取り組みを始め、アートを使った作業療法や、地域と連携した施設作りに力を入れている。近くに病院や福祉施設、保育園がある充実した環境を生かし、島のお年寄りや子どもたちと共に屋久島らしい活動をしたい。店のリニューアルは大きな変革計画の一つ」と話す。

 営業時間は11時~15時。土曜・日曜定休。