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屋久島に新名物「あごだしおかき」 島で水揚げされたトビウオ使い

「あごだしおかき」は、側面に屋久島の四季があしらわれたパッケージ

「あごだしおかき」は、側面に屋久島の四季があしらわれたパッケージ

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 屋久島でガイド業を営む「SHIMAYUI」(屋久島町安房)が9月1日、トビウオを使った土産物「あごだしおかき」を発売した。

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 屋久島産のトビウオにこだわった調味料「だし醤油の素」や「焼きあご だし塩」の販売も手掛ける同社。ガイドならではの特徴あるパッケージにしたいと、屋久島の山岳部で見られる山桜やシャクナゲの写真をデザイナーに送り、それを元にすっきりと明るい図柄を作り上げたという。

 フレイバーはあごだしの味が生きた粒状の「醤油味」とコクのある棒状の「マヨネーズ味」の2種類。側面に屋久島の四季の図柄をあしらった、サイコロ型のパッケージに収められている。

 同社の笹川美貴さんは「屋久島土産の菓子は、甘いものがほとんど。塩辛い土産物の需要があるのではないかと模索していたところ、偶然、京都の老舗おかきメーカーの方と知り合い、トントン拍子で話が進んだ」と商品化の経緯を話す。

 笹川さん自ら、屋久島で水揚げされたトビウオをおろし、炭火で焼き上げてパウダー状にしたものを味のベースに、メーカーと何度もやりとりしながら、味を調整してきた。「味のバリエーションが多く、商品化まで大いに迷った。ゆくゆくは他のフレイバーにも挑戦したい」と笹川さんは意欲を見せる。

 価格は1パック40グラム500円。

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