屋久島町の一湊(いっそう)海水浴場で7月1日、「世界遺産『屋久島』オープンウオータースイミング(OWS)」が開催される。
オープンウオータースイミングとは、海や川、湖といった自然の水の中で行われる長距離水泳競技。2008年の北京オリンピックから夏季オリンピック正式競技となって注目が集まっている。
5回目を迎える今年は、島の海開きに合わせて開催。会場の一湊海水浴場は鹿児島県の水質検査でも「特に良好」とされる「AA」判定を受けた透明度の高い海水浴場で、一湊湾の深い入り江に位置するため波も穏やかだ。
今年の目玉は、新種目のリレー(200メートル×3)。完泳したチームには抽選で賞品を贈呈する。5キロ、2.5キロ、1キロ競技も例年通り行うほか、長距離に自信がない人のための「チャレンジ200メートル」コースも設ける予定。ゲストアスリートなどの詳細は順次公表する。
大会事務局の田中健さんは「『首折れサバ』で知られる一湊漁港で行われるフェアウエルパーティーでは、サバの刺し身、サバ焼き、サバしゃぶなど、地元ならではの『おもてなし料理』が並び、毎年大いに盛り上がる」と同大会の魅力を語る。
現在、参加者を募集している。応募締め切りは6月5日。