折りたたんで持ち運べるオリジナル畳「tatamu(たたむ)」の販売が12月20日、屋久島の「中島タタミ店」(屋久島町宮之浦)で始まった。
「tatamu」は好きな場所に広げて使う折り畳み式の畳で、畳表には熊本県八代産のイグサを使う。同商品を開発した同店2代目店主・中島拓也さんは「品質は高いが、長さが足りずに焼却処分される国産イグサを生かした。程よい硬さと滑りにくさがあるので、フローリングの床の好きな場所に広げ、赤ちゃんのハイハイやうつぶせトレーニングなどに使ってもらえれば」と話す。
同商品は5つのパネル状に分かれたパーツを畳のへりでつないでおり、蛇腹状に折り畳むと5分の1の大きさになりコンパクトに収納できる。へりの色はホワイトとグレーの2色。価格(重さ)は、約80×210センチ=1万9,800円(3.1キロ)、約100×210センチ=2万2,800円(3.35キロ)。