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屋久島の畳店でお茶会 月1回、手作り和菓子と本格抹茶楽しむ

今月の掛け軸(大徳寺住職による平和を願う軸)と花(オオデマリ)

今月の掛け軸(大徳寺住職による平和を願う軸)と花(オオデマリ)

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 中島タタミ店(屋久島町宮之浦、TEL 0997-42-1152)の「月1茶」が5月10日に開催された。

今月のお菓子の一つ「花菖蒲(はなしょうぶ)」

 同店は1974(昭和49)年に創業し、現在は2代目の店主・中島拓也さんが営む。中島さんは「京都で畳の修業をしていた時、お茶の稽古に通っていた。茶をたてたいが相手なしでは続かないため、今年1月から月1回お茶会を開くことにした」と経緯を話す。茶室は2畳で1回の定員は3人。これまでの会は全て定員に達したという。

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 参加者は店内の茶室「不二庵」で中島さんがたてた抹茶と和菓子を楽しむ。和菓子は全て中島さんの手作りで、季節に合わせた2種を用意する。「屋久島では季節の生菓子がなかなか手に入らない。それなら手作りしてみようと思い立った。何度も試作し、本番に良い物を提供できるように努めている」という。

 茶室の入り口には昔ながらの茶室にある「刀置き」の代わりに小物を置く棚が設置されており、参加者はスマホ、時計、タブレットなどを預ける。入室前に「心をせかすもの、あるいは執着を生む原因になるもの」を預けることで、その場に集中し、自身の感覚を研ぎ澄ましてもらうために設けたという。

 茶室には屋久島の地杉で染めた畳縁(たたみべり)の畳が敷かれている。優しい杉の色合いと、味わいのある染めむらが特徴的な屋久島ならではのオリジナル商品。ほかにも店内の畳ギャラリーには畳縁で作ったアクセサリー、イグサの枕やクッション、畳を使った家具などが並ぶ。

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