「屋久島一周ウルトラECOマラニック」が来年1月12日に開催される。現在、参加者を募集している。
エイドステーションでは、島民ボランティアがランナーをサポートする
「マラニック」とは、「マラソン」と「ピクニック」を組み合わせた造語。タイムを競うのではなく、景色や他の参加者との交流を楽しみながら走るスポーツイベントで、沿道で応援する人々の目を楽しませようと仮装して参加するランナーも多い。
「屋久島一周ウルトラECOマラニック」は2015(平成27)年に島のマラソン愛好家が中心となって実行委員会を立ち上げて始まり、第8回となる今大会から屋久島観光協会との共催となる。
「屋久島町役場本庁」(屋久島町小瀬田)をスタートとゴールとする100キロのほか、55キロ、26キロの3種目があり、26キロはファミリーでも参加できる。100キロの区間内に15カ所の炊き出しエイドを用意する予定で、島民ボランティアの温かなもてなしも大会の名物となっている。
実行委員会の御調伸一郎さんは「サルやシカといった野生動物が暮らす屋久島西部の世界自然遺産エリアを走るという、他にはない特別な体験ができることが、大会最大の魅力」と話す。
参加賞として、オリジナルTシャツとエコバッグ、リフレクター(100キロ・55キロのみ)を用意。完走賞には屋久杉のメダル(100キロ)、屋久杉のしおり(55キロ・26キロ)を進呈する。
参加費は、100キロ=1万7,000円、55キロ=1万円、26キロ=6,000円(ファミリー参加は1家族7,500円)。種子島、屋久島、口永良部島の島民は割引あり。定員は、100キロ=560人、55キロ=各80人、26キロ=80人とファミリー25組。応募締め切りは10月31日。