屋久島に生息する動物をキャラクター化して縫いぐるみにした商品「やくさんとジョー」の販売を7月10日、武田館（屋久島町安房）が開始した。

手のひらにおさまるサイズのぬいぐるみ

　「やくさんとジョー」はニホンジカの亜種ヤクシカとニホンザルの亜種ヤクザルのコンビで同館オリジナルのキャラクター。2023年3月、コマドリアニメーション作家のはやかわりかさんにデザインしてもらった。しっかり者で優しさにあふれているのがヤクシカの「やくさん」で、好奇心旺盛で少しやんちゃなのがヤクザルの「ジョー」という。座った状態で自立するタイプの縫いぐるみで、高さは、やくさん＝19センチ、ジョー＝12センチ。両手にすっぽりと収まる。

　縫いぐるみのほか、屋久杉由来の植物繊維を使ったタンブラーとマイボトル、屋久島地杉のキーリングやマグネット、エコバッグ、マスキングテープなどを商品化済み。同店の金田知博さんは「みんなに愛されるキャラクターに育て、屋久島の魅力を多くの人に届けていければ」と話す。

　価格は、やくさん＝2,420円、ジョー＝2,200円。同店のオンラインショップや島内の土産物店で販売する。