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屋久島にキッチンカー6台が集結 期間限定出店

並んだ6台のキッチンカー。

並んだ6台のキッチンカー。

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 島外から集結した6台のキッチンカーが現在、ホームセンター「サムズ」(屋久島町小瀬田)の駐車場で営業している。

小脇さん(右)が運営する「かけだれからあげカラキチ!」

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 6台のキッチンカーは、そのうち1台の「かけだれからあげカラキチ!」運営会社「わだち」(鹿児島市下荒田)社長の小脇貴裕さんが代表を務める。小脇さんによると、父親が屋久島町安房の出身で、小学生時代の夏休みは屋久島で過ごしたという。昨年2月には、牛タン串販売店「熊本美食會」と共に屋久島で営業を行った。小脇さんは「客の入りは上々で、年齢性別を問わずいろんな人が来店してくれた」と振り返る。移動販売中に出会ったキッチンカー仲間が昨年の様子をSNSで見るなどして今回、屋久島に集結した。

 6台のうち「カラキチ」を含む4台が鹿児島から。黒毛和牛を使ったハンバーガー店「MEBUKI屋」は、アミュプラザ鹿児島のECサイト「アミュカゴ」などが主催する「鹿児島バーガーグランプリ2016」で優勝した実績を持つ。かごしま市観光ナビによると、日本一を獲得した鹿児島黒毛和牛のみを使い、独自の焼き方やオリジナルのソースで唯一無二のハンバーガーを作り上げているという。価格は、ベーコンチーズバーガー=1,200円。

 ジューシーな肉と秘伝のソースが自慢という「ジャーケバブ」も鹿児島からの出店。屋久島は今回が初出店で、店主の深町洋さんは「以前からずっと鹿児島県の離島へキッチンカーで渡ってケバブサンドを提供したいと思っていたが、なかなか実行に移せなかった。今回小脇さんが声をかけてくれてやっと実現した」と話す。奄美の郷土料理「鶏飯」専門店「hitasura kitchen」も鹿児島からの出店。

 富士宮やきそば店「switch合同会社」は久留米からの出店。店主の佐藤寿洋さんは「鹿児島で1泊して屋久島に上陸した。富士宮やきそばは商標登録されており、販売するには許可が必要。そのため『富士宮やきそばアカデミー』に参加して『麺許皆伝』された」と話す。モチモチ食感の太麺が特徴。価格は1皿=600円。

 小脇さんは「ふだん屋久島では食べられない物がたくさんそろっている。立ち寄っていただけたら」と話す。

 営業時間は11時~19時。2月4日まで。

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