「レストランパノラマ」（屋久島町宮之浦、TEL 0997-42-0400）が12月、屋久島産食材にこだわった新メニュー「もつ鍋」の販売を始めた。

益救神社に続く「あきんど通り」にあるパノラマ

　島の伝統食材サバ節、島で水揚げされたトビウオを原料にしたあごだし、島の磯で採れる甲殻類カメノテなど、海の幸たっぷりのだしを使った同メニュー。

　店主の藤森敏宏さんの故郷・福岡の味であるもつ鍋と屋久島の食材を融合させた。通常、鶏ガラやかつお節でとるスープを島の魚介に置き換え、試作を重ねたという。モツには、鹿児島県産黒毛和牛の小腸を使う。「丁寧に下ごしらえして脂を落としているので、さっぱりと食べられる。濃厚なうまみの溶け出した鍋の締めには、定番のチャンポンかチーズたっぷりのリゾット風雑炊を用意した」と藤森さん。価格は1人前＝1,250円。サラダと刺し身盛り、揚げ物がついた「鍋コース」は1人前2,500円。

　第2弾として、地鶏のすき焼き鍋も登場予定という。鍋メニューの提供は2月末まで。それ以降は要事前予約。

　営業時間は、11時～14時、18時～23時。水曜定休。