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「屋久島一周ウルトラ“ECO”マラニック」3年ぶり開催へ エントリー募る

真冬の屋久島の、暖かな沿岸部と冠雪する山岳部

真冬の屋久島の、暖かな沿岸部と冠雪する山岳部

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 「屋久島一周ウルトラ“ECO”マラニック」が来年1月8日、3年ぶりに開催される。主催はNPO法人屋久島スポーツプロジェクト。

島民との交流を楽しみながら走る参加者

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 「マラニック」とは、「マラソン」と「ピクニック」を組み合わせた造語。タイムを競うのではなく、景色や他の参加者との交流を楽しみながら走ってもらうスポーツイベントで、屋久島での初開催は2015(平成27)年。年に1回開催してきたが、新型コロナウイルスの影響もあり、今回は3年ぶりの通常開催となる。仮装するランナーも多く、沿道で応援する人々の目を楽しませてくれるイベントとしても知られる。

 コースは、屋久島の沿岸を1周する100キロコースのほか、50キロ、25キロを用意。100キロコースは、参加者を80人ずつ6組に分け、早朝5時から6時10分の間に出発する。50キロコース(定員100人)と25キロコース(同50人)では、定員のほかファミリー25組もエントリーできる。100キロコースのスタートとゴールは、島の東側・宮之浦集落の「屋久島離島開発総合センター」を予定している。

 新型コロナウイルス対策のため、恒例の前夜祭は中止。参加費には抗原検査キットも含む。屋久島入りの前夜、もしくは当日に自宅や宿泊先で検査し、陽性反応が出た場合は渡航および大会参加ができない。検査で陽性となった人の参加費は、次回大会に持ち越しとなる。

 同NPOの御調伸一郎さんは「コロナ以前と同じ内容とはいかないが、自然の美しさ、スタッフの意気込みは変わっていない。できる限り楽しんでもらえるよう、工夫して対応したい」と話す。

 参加賞として、オリジナルTシャツとエコバック、リフレクター(100キロ・50キロコースのみ)を用意。完走賞には屋久杉のメダル(100キロコース)または屋久杉のしおり(50キロ・25キロコース)を配る。

 参加費は、100キロコース=1万8,000円(島民は9,000円)、50キロコース=1万円(同6,000円)、25キロコース=6,000円。25キロコースのファミリー参加は、1家族当たり9,000円。

 参加にはエントリーが必要。締め切りは10月31日。

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