屋久島町にあるレストラン・バー「Warung Karang(ワルンカラン)」(屋久島町尾之間、TEL 070-6927-8336)が3周年を迎えた。
店主の片岡万貴さんが2014年、祖母の住む屋久島で開いた同店。倉庫になっていた牛小屋を改装した店舗は、白とダークブラウンの落ち着いた雰囲気が特徴。デザインは片岡さんが担当し、「料理が際立つように心掛けた」という。
店名のWarungはインドネシア語で「小さい店」、Karangは「サンゴ」を意味する。バリ島好きの片岡さんが「サンゴ礁のように人がたくさん集まる、気軽に立ち寄れる店になってほしい」と願いを込めた。
昼は常時15~20品用意されている料理から好きなものを選ぶ「ワンプレートディッシュ」を提供。バリ島でよくあるスタイルだという。野菜やフルーツをふんだんに使ったメニューが充実しており、「常連の方が飽きないよう、毎日新しい料理を用意している」と片岡さん。「インドネシアの料理もあるが、ご年配の方からお子さままで食べやすい味付けを工夫している」とも。
食材の仕入れから給仕までほとんど一人で行っているという片岡さん。「最初から最後まで自分の目で見届けたくてこの形で営業している。『来てよかった』と笑顔で帰ってもらえることが、とてもうれしい」と笑顔を見せる。
営業時間は、昼=11時30分~14時、夜=18時ごろ~21時ごろ(前日までの完全予約制)。水曜・木曜定休。冬季休業。年内は12月まで営業予定。