屋久島町総合センター(屋久島町安房)で3月12日、「指宿×屋久島ワーケーションPROJECTワークショップ~新しい旅のカタチを探る~」が開催された。
キャップドゥ、ジャパンラーニング、地域未来企画、阪急交通社の協力で指宿・屋久島広域観光推進協議会と観光かごしま大キャンペーン推進協議会が共同開催。ワーケーション・長期滞在の受け入れを推進するため、町内事業者向けのワークショップを企画した。どちらも対象者はワーケーションや長期滞在に関心のある事業者。この日は宿泊業やガイド業など観光関連の事業を営む22人が参加した。
2月24日に行われたオンラインセミナーは106人が参加し、ワーケーションの基礎知識を学び、町の一押しの魅力と、もう一押しの課題を5つずつ提案した。集計結果はワークショップ当日にランキング形式で発表。その後、グループごとに設定されたターゲットに向けて、島の資源や課題を洗い出しながらワーケーションのコンセプトを作成し、発表した。
屋久島町観光まちづくり課の坂本隼一さんは「昨年から新型コロナウイルスによりテレワークやリモートワークが推進される中で、新しい旅の形としてワーケーションという働きながら旅をする、旅をしながら働くという旅行スタイルに対応していくことが求められている。屋久島、指宿の中でどのようなことができるのかを参加者の皆さまと考えていきたい」と話す。