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屋久島の保育園で木育教室 卒園記念に島の木に触れる2日間

それぞれの作品を手に集合写真

それぞれの作品を手に集合写真

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 屋久島の安房保育園(屋久島町安房)で3月11日、木に親しむ木育教室「卒園記念品 木のパズルと写真立てをつくろう~森とともだち~」が開催された。

タンカン農園での収穫風景

 鹿児島県認定木育インストラクターと保育士・幼稚園教諭の資格を持つ「ウッドショップ木心里(きこり)」(安房、TEL 0997-46-4560)の日高ゆかりさんが企画。2月19日にタンカン農園で収穫体験も行い、子どもたちと同じ6歳の木を探したり、採れたてのタンカンを搾ってジュースにして味わったり、木に親しむ2日間のプログラムを提案した。

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 この日は安房保育園の年長クラス14人が参加。作る楽しさはもちろん、自分が住む地域の特性を知ること、島の豊かな自然に興味関心を持つことを目的に、地杉を使った卒園記念品のパズルにもなる写真立てを製作。子どもたちはフレームや鳥の形のパーツに思い思いに色を塗り、キラキラと光るビーズや、木の実、小枝などで装飾した。

 絵の具を乾かす時間、森に関連する絵本の朗読と「もくもくクイズ」を行う。日高さんが「2月に見たタンカンの木は6歳、では屋久杉は何年以上生きた木でしょう?正解は1000年」と言うと、子どもたちは一斉に「えー」と驚きの声を上げた。「みんなが今日使った木は50歳。みんなのおじいさん、おばあさんくらいの木」と説明すると、真剣な表情で耳を傾けた。

 クイズの後はさまざまな種類の木に触れ、色や重さ、匂いの違いを感じ、五感を使って木に親しんだ。日高さんは「大人も子どもも、木のある暮らしを楽しめるようにと思いを込めて作った木育キット。木を暮らしの中で使うことで、森を元気にすること、命の恵みを頂くことへの感謝の気持ちを伝えたい。母となり木工の世界に入って6年目。未来の子どもたちのために、自分ができることをこれからも頑張っていきたい」と意気込む。

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