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屋久島で育てたハーブや花のバスソルト 人と自然に優しい循環目指す

左からハイビスカス、パンジーとバラ、センニチコウ

左からハイビスカス、パンジーとバラ、センニチコウ

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 屋久島で育てた草花やハーブを使い、手作りした日用雑貨などを販売する「Happy Botanical(ハッピーボタニカル)」が10月、新商品のバスソルトの販売を始めた。

商品を手にする福島さん

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 バスソルトの原料はドライフラワーとハーブ、ヒマラヤ岩塩のみ。植物は全て屋久島で無農薬で育てたものを丁寧に手摘みして乾かし、季節に合わせてブレンドする。製作者の福島梨奈子さんは「素材のままの自然な色味と香りを楽しんでほしい」という。今季はハイビスカス、パンジーとバラ、センニチコウの3種類をメインにレモングラスやスペアミントなどのハーブを組み合わせた。

 福島さんは「過去に肌トラブルを経験したのがきっかけで、肌に触れる物を見直すようになった。以前は興味がなかった植物に目を向けるようになり、気付けば数十種類の野菜やハーブを育て、スキンケア用品や洗剤を手作りするようになった。趣味というより、自身の生活に必要で作り始めた。誰もが安心して使えるものを作りたい」と話す。

 「屋久島で植物と共に暮らすことで感じる幸せな気持ちが作った商品にも現れ、商品を使ってくれた人にも幸せな気持ちを循環させたいという思いを込めてブランド名を付けた。以前は虫が苦手だったが、人間も植物も虫も同じ生き物と思えるようになった。自分の肌に優しいものは、環境にも優しいのでは。できるだけ環境に負荷のない暮らしを考えたい」とも。

 価格は110グラム=1,200円。バスソルトのほかに、キッチンソープ(720円)、ボタニカリウム(乾燥させた花やハーブ、300円)も販売する。取扱店舗は土産物店のHONU、ル・ガジュマルと、ゲストハウス・屋久島サウスビレッジ。

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