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屋久島で6800冊の廃棄図書リサイクル会 観光客激減で休職中のガイドが活躍

「廃棄」スタンプを押してもらえば、何冊でも持ち帰ることが可能

「廃棄」スタンプを押してもらえば、何冊でも持ち帰ることが可能

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 廃棄図書のリサイクル会が現在、宮之浦中央公民館(屋久島町宮之浦)で行われている。

6800冊がジャンル別に分けられて、整然と並んだ

 会場に集められたのは6800冊の図書。2007(平成19)年町村合併以前の「上屋久町立図書館」の蔵書を中心に長年、島の各施設で保管されていたものを一堂に並べた。

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 初日は開場前から、10人ほどの町民が待機。広いフロアのあちこちで、熱心に吟味する姿が見られた。譲渡は無料。冊数の制限はなく、持ち出しの際に「廃棄」の印鑑が押される。午前中だけで400冊ほどの本が、もらわれていった。

 本の分類や受付、会場設営に携わるのは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、失業や休業を余儀なくされたガイドたち。屋久島町が臨時雇用対策として、7月末まで雇用している。

 この会を担当した屋久島町教育委員会教育振興課社会教育主事の溝上秀人さんは「会場や人員など、いくつかの条件が重なって実現した会。これほどの規模のものは、今後もないと思う」と話す。会期を終えて引き取り手のない図書は、古紙としてリサイクルする予定。

 開催時間は10時~12時、13時~17時。7月19日まで。

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