屋久島の「Restaurant&Wine Bar ヒトメクリ.」(屋久島町宮之浦、TEL 0997-42-2772)が4月9日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策としてテークアウトのみの営業を始めた。
メニューは「自家製ソーセージとポテト」「サバ節とアンチョビとオニオン」「タンカンとクリームチーズ」など、以前からテークアウト用に人気だったピザ各種(1,300円)や、エビと野菜のタイカレー、インド風チキンカレー(ライスまたはチーズナン付き)、ベーコンエッグ丼(以上900円)、出雲産豚を使った新メニュー・カツカレー(1,300円)、カツ丼(1,000円)など。
ほかにも一部の一品メニューやデザート、タンカンジュースや梅スカッシュなどのドリンクもテークアウトできる。店主の永綱未歩さんは「今後の営業について迷っていたが、協力的な同業者や顧客の声を聞き、とにかくできることをやってみようと思った。テークアウトを始めたことで、例えば今後のイベント出店などに生かせる可能性などプラスの側面もあるのでは」と話す。
ヤクシカ肉を屋久島のシイやカシ、ヤマザクラなどのチップでじっくりといぶし、塩と黒こしょうのみで味付けしたソーセージやジャーキー、屋久島の無農薬タンカンを丸ごと使ったタンカンジュレなど、「本来、島が最もにぎわうゴールデンウイークに向けて製造した」というオリジナル商品はオンラインサイトで通信販売する。
手作り布マスク(400円)も店頭で販売する。
営業時間は11時~14時。水曜定休。テークアウトの予約は店頭もしくは電話で受け付ける。