レストラン「Warung Karang(ワルンカラン)」(屋久島町安房、TEL 070-4416-4567)が新型コロナウイルス感染予防対策のリフォームを完了し、4月11日に営業を再開した。
キッチンと客席の一部を壁で仕切り、壁に開いた小窓から料理やドリンクを受け渡すことで、客とスタッフの接触を極力控える。扉は全開、入り口にアルコールスプレーを設置、店内のテーブルは撤去して、窓辺のカウンター席だけを残した。カウンターの椅子の数も通常より減らし、密閉、密集、近距離を避けられるようにした。
これまでは1、2割の客が、ランチをテークアウトボックスで持ち帰っていたが、当面は全てのメニューをボックスか紙皿のテークアウト仕様で提供。希望があれば、紙皿に盛り付けた料理を店内のカウンター席で食べることもできる。
夫婦で店を営むきとうともなおさんは「休業も考えたが、収束時期の予測が立たないので改装に踏み切った。かつて大道具の仕事をしていたこともあり、DIYは得意。もらってきた廃材のくぎを1本ずつ抜くところから始めたので手間は掛かったが、低予算で仕上げることができた」と話した。
価格はおかずが選べるランチボックスが800円、200円をプラスするとドリンクセットにできる。オードブル盛りは3,300円から。4,000円以上の注文で、指定エリア内は無料配達にも極力、対応するという。
営業時間は11時30分~14時30分(ラストオーダー)。水曜・木曜定休。