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屋久島で音楽フェス「Tenonde 2019」 島内外のバンドマンが競演

フォークギターバンド「ビッグストーン」とドラムで共演する浦田タケヒロさん

フォークギターバンド「ビッグストーン」とドラムで共演する浦田タケヒロさん

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 「老人憩いの家」(屋久島町宮之浦)で10月14日、屋久島内外のバンドマンが競演する音楽フェス「屋久島Tenonde(てのんで) 2019」が開催された。

「ビッグストーン」の定番曲「満開桜」で紙吹雪が舞う

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 屋久島からは「ビッグストーン」と「Fuzz LAB(ファズラボ)」、福岡から「浦田タケヒロBand」、東京から「The Basements」と4バンドが出演した。それぞれオリジナル曲を中心にバンドサウンドならではの重厚感ある演奏を披露した。

 結成20年を超えるフォークギターバンド「ビッグストーン」の長井三郎さんの娘婿に当たる、ミュージシャン浦田タケヒロさんの発案で企画された同フェス。プライベートで度々屋久島に来ているという浦田さんだが、屋久島での本格的なライブ上演は8年ぶりとなる。

 地元福岡でいくつもの音楽イベントを仕掛けてきた浦田さんは3年ほど前、「Fuzz LAB」の岩切芳郎さん、音響担当スタッフの「408studio屋久島」のあべ心也さんと出会い、屋久島での音楽フェス開催の構想を温めてきたという。「Tenonde(てのんで)」とは、「手を携えて」「手に手を取って」という意味の屋久島言葉。

 浦田さんは「ミュージシャンと、観客、多くの屋久島の方々の協力あって、この日を迎えられた。『Tenonde』の精神そのままに、みんなが主体的に知恵を出し合い、一つのイベントを作り上げていく喜びを共有できたのでは」と話す。

 フェスのフィナーレは、この日のために制作したという楽曲「Tenonde」を出演者16人で演奏し、5時間に及ぶフェスを締めくくった。

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