屋久島の海の玄関口、宮之浦港近くの丘の上に9月1日、「シーサイドホテル屋久島 別館 波音日和」(屋久島町宮之浦)がオープンした。
別館は全24室。広さは客室が33平方メートル、バルコニー17平方メートルのツインルーム。全ての部屋の客室とバスルームから海を望むことができる。
バルコニーの真下、建物から100メートルほどの地点が波打ち際。視界を遮るものがなく、目の前には東シナ海の水平線が広がり、波音が部屋を包む。海に向かって設けられた開口部は、全面ガラス張り。ベッドの上やバスタブから雄大な景色を眺めることができる。
同ホテルは本館と新館の2棟合わせて、和洋80室からなる施設。今回オープンした別館は、本館と海との間の斜面に高低差を生かす形で建てられているため、本館の客室からの景色を妨げることはない。フロントやレストラン、大浴場は本館と共有する。
営業本部の鶴田有美さんは「広いバルコニーでビールでも飲みながら、ゆっくりしていただきたい。市街地にも近いので、長期滞在にも便利」と話す。
別館の宿泊料金は、1泊2食付き一人2万円~。