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屋久島で環境学習 環境系大学生が未来について考える4日間

敷地内では生ごみでできたものだけで畑を作る試みも

敷地内では生ごみでできたものだけで畑を作る試みも

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 屋久島町の屋久島環境文化研修センター(屋久島町安房)で3月12日~15日、「第2回環境系学生未来塾」が開催された。

時間をかけてできた堆肥を袋に詰める工程

 同イベントは環境系学生未来塾実行委員会の代表、福元豪士さんが企画し2017年9月に初開催された。島外から集まった参加者は、農学部など環境に関わる分野を学ぶ大学生。

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 前回参加した渡邉友子さんと黒瀬絵里奈さんは「北海道から鹿児島まで、全国から集まった学生とつながりをつくることができた。多くの刺激をもらい、もやもやがわくわくに変わった」と今回は実行委員に立候補した。

 プログラムは参加者が悩みを共有するためのワークショップから始まり、環境省の現役アクティブレンジャーによる講義、島内の施設の訪問見学、インタープリターと一緒に森を散策など、さまざまな角度から自身の未来と環境に携わる仕事について考えた。

 3日目に訪れた施設の一つ「屋久島地力センター」(屋久島町小瀬田)では、島内の生ごみが堆肥へ生まれ変わる工程を見学。取締役の岩井和弘さんは「生ごみは大事な資源。屋久島らしいごみ処理をテーマにリサイクル率の向上を目指したい。循環型社会の一端を担っている責任を感じる」と話す。学生たちは時々メモを取りながら、岩井さんの話に熱心に耳を傾けた。

 参加者の一人、鹿児島大学の堤健吾さんは同センターを見学し「人は環境に生かされている。人と環境の循環を感じることができ、とてもうれしかった」と笑顔を見せる。