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屋久島の自然をモチーフに草木染アクセサリー 「ニャンドゥティ」をアレンジ

第1弾は屋久島名物のトビウオが羽を広げたデザイン

第1弾は屋久島名物のトビウオが羽を広げたデザイン

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 屋久島町にあるアクセサリーブランド「SAAYA」が3月2日、屋久島の自然を表現したオリジナル柄のオーダー受付を始めた。

ニャンドゥティ作品の数々、草木染以外の糸を使う注文も受け付けている

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 南米のパラグアイに伝わるレース「ニャンドゥティ」のアクセサリーを製作する同ブランド。

 ブランドを主宰する秋山清香さんは、東京出身。ヨガ講師をしながら、この刺しゅうの製作に取り組む。木綿の布に糸を刺し、完成した円形の刺しゅうを接着剤で固めてから、土台となった布をほぐしながら引き抜いていく繊細な作業。直径3センチの作品を仕上げるのに、5時間ほどを要する。

 素材は屋久島の素材で染め上げた糸、全45色。アマクサギやウコン、ヨモギといった草木染めの定番植物から、ドラゴンフルーツ、ジャボチカバといったトロピカルフルーツ、地杉や赤土といった変わり種も用意。「思いつく限りさまざまな素材で染め上げた糸をそろえている」という。

 第1弾の柄は、漁獲高全国1位を誇る屋久島の名物「トビウオ」。大きく羽を広げて飛ぶさまを、藍とアマクサギの青色の濃淡で表現した。すでに島名産のかんきつ類「タンカン」やクジラ柄のオーダーが入っている。

 もともと、手芸好きの秋山さんは「昨年帰省した際に、この刺しゅうに出合った。愛用していたヨガウエアに使われている図案と同じだったことから興味を持ち、独学で練習を重ねた」と話す。

 「草木染めは触媒の種類や採取する季節によって、発色も異なる。今度も色のラインナップを増やしていく予定」とも。

1個3,000円~。オプションでペンダントやピアスに加工できる。

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