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「屋久島福祉フェスタ 2018」 10の福祉事業所が一丸となって企画

福祉フェスタの会場では、最新の介護ロボットの実演も

福祉フェスタの会場では、最新の介護ロボットの実演も

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 屋久島町総合センター(屋久島町安房)で法人が異なる10の福祉事業所が一丸となったイベント「屋久島福祉フェスタ 2018」が3月3日、開催された。

この日のために書き下ろした新曲を10人編成のバンドで披露

 島の各地に点在する福祉事業所が昨年10月に任意団体「ALIVE(アライブ)屋久島」を結成したことを記念して今回、行政や民間企業を巻き込み、福祉の枠にとどまらない島を挙げてのイベントを企画した。

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 ホールでのオープニングには、島で介護職に携わるミュージシャン岩切芳郎さんがこの日のために書き下ろした新曲「Counting-out song(カウンティングアウトソング)」を10人編成のバンドで発表。リアルな歌詞や背景に流れるイメージ映像に、涙を流す客も見られた。

 役場職員による認知症予防の寸劇「わがこと まるごと ALIVE屋久島へ!」や、屋久島高校の生徒による福祉についての作文朗読、事業所の事例発表、認知症予防のためのリトミック体験など、バラエティー豊かなプログラムが組まれた。

 会議室には介護ロボットや介護用品の展示、視覚障がい者疑似体験コーナーなどを設け、エントランスでは島内外の福祉事業所オリジナル商品の販売や、普段の活動を紹介するパネル展示などを行った。島で人気のカフェやジェラテリアなども出店し、福祉事業に直接関わりのない人も含め、会場は多くの人でにぎわった。

 同イベントを取り仕切った特別養護老人ホーム「縄文の郷(さと)」の施設長、義山正浩さんは「高齢者や障がい者と島民との壁をなくし、互いに支え合う社会を目指したい」と今後の抱負を話す。