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屋久島に移動販売ジューススタンド 島のサトウキビを目の前でジュースに

ほんのり青みがかったサトウキビジュースと果肉入りのタンカンジュース

ほんのり青みがかったサトウキビジュースと果肉入りのタンカンジュース

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 屋久島町に無農薬のサトウキビを目の前で搾る移動販売のジューススタンド「千尋のしずく」が2月16日、オープンした。

目の前で1杯ずつサトウキビを搾る

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 2010年に屋久島に移住した中路美佐子さんが、先代のオーナーからサトウキビ畑ごと譲り受ける形で始めた同店。原料の生産から消費者へ提供するまで一貫して管理する「farm to cup(ファームトゥーカップ)」をコンセプトにする。普段は「げじべえの里 千尋販売所」(屋久島町原)の隣に店を構える。

 注文を受けてから、冷えたサトウキビを専用の機械で絞る様は豪快で、舌だけでなく客の目も楽しませている。中路さんは「1年中提供できるが、サトウキビの旬は冬。1年で最も甘みが増すこの季節の味を味わってほしい」と笑顔を見せる。

 メニューは、タンカンジュースと、サトウキビとタンカンのミックスジュース(以上350円)。気温が低い日には、スパイスをふんだんに入れたサトウキビチャイ(400円)も用意する。

 「屋久島のフルーツとのコラボメニューの幅を広げて、もっとたくさんの人に屋久島のサトウキビやフルーツを知ってもらいたい」と中路さん。イベント出店なども行っていく予定。

 営業時間は日により異なる。雨天休業。

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