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「にっぽん屋久島1年間」展 作家来島でぬいぐるみ作りのワークショップと人形劇

ワークショップでは、参加者それぞれに個性豊かなぬいぐるみが完成

ワークショップでは、参加者それぞれに個性豊かなぬいぐるみが完成

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 屋久島で5月13日、ぬいぐるみ作家・片岡メリヤスさんによるぬいぐるみ作りワークショップと人形劇が行われた。

森の中に張られたテントの中で片岡メリヤスさん自ら、人形劇を上演

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 宮之浦港フェリーターミナル2階にある雑貨店「日具」(屋久島町宮之浦)では現在、片岡さんの個展「にっぽん屋久島1年間展」を開催している。同店併設のカフェ「雪苔屋」で行われたワークショップ「こだまくんを作ろう」には、7人が参加した。参加者はそれぞれ、リボンやボタンなど、ぬいぐるみに加えたい素材を持ち寄り、個性豊かなぬいぐるみを仕上げた。

 夜はTシャツ店「ガラモスタ」(屋久島町安房)に場所を移し、庭に設置したテントでこの日のために書き下ろされた人形劇が、片岡さん本人により上演された。島民だけでなく東京や大阪から駆け付けたファンも交えて、楽しい一夜を過ごした。

 片岡さんは、ぬいぐるみ、動くおもちゃ、光るおもちゃなどを制作するアーティスト。ぬいぐるみ作りは独学で、型紙なしのアンバランスさも魅力の一点物。すべての作品を1人で制作し、名前を付けて販売する。

 「自分の作るぬいぐるみがかわいすぎて、別れがつらい」という片岡さん。これまでに制作した1000体を超える作品を一つひとつスケッチし、記録を残している。

 同展の展示は月替わりで、今月は「屋久杉」をテーマにぬいぐるみを展示している。来月は「梅雨」をテーマにした漫画を販売する予定。開催時間は、火曜・金曜・土曜の12時~16時。12月24日まで。

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