屋久島初のストリートダンススクール「Tommy's Let's Dance Together(トミーズ・レッツダンストゥゲザー)」が4月、開講した。
講師は、地元神奈川や東京でいくつものステージに立ってきた小島とみさん。昨夏、短期間のアルバイトのつもりで訪れた屋久島に魅せられ、いったん地元に帰って準備を整えてから、昨年11月に移住した。
3月5日、小島さんの経歴を知った島の友人からの依頼で、ダンス体験会を開催。貸しスタジオ「ハレキパ」(屋久島町安房)で行われた同体験会には、子どもから大人まで32人が参加した。
小島さんは当初、同スクールで子ども向けの講座を考えていたが、参加者のリクエストも取り入れ、年齢やレベル、参加者の好みに合わせた3種の講座を島内の貸しスタジオなど3カ所で開くことにした。
初回の4月8日は5歳児から参加できるベーシッククラスで、見学だけの予定だった子どもたちも楽しそうな様子に釣られて途中から参加。休憩を挟みながら、5人で1曲を完成させた。
小島さんは「自分自身、習い事を通じていろいろなことを学び、学校以外の友達がたくさんできた。自分の気持ちを外に表現する喜びを知ってもらえたらうれしい」と話す。
ほかに小学5年生以上のアドバンスクラス、中学生以上のハイパフォーマンスクラスがあり、今月は計5回のクラスが予定されている。