宿泊関係者やリモートワーカーなどを対象にしたワーケーションセミナーが12月17日、「安房総合センター」(屋久島町安房)で開催された。
講師は「日本ワーケーション協会」(京都市)の入江真太郎代表理事。「観光だけじゃない、広がりを創る~ワーケーションがつなぐ未来」と題し、観光とは異なるワーケーションのニーズや近年の動向などを具体例を交えながら講演した。
講演後、参加者はグループに分かれ「屋久島の特徴を生かし、島の課題解決をするために、どんなワーケーションを推進したらよいか」を話し合った。公民館などの既存施設をコワーキングスペースとして活用するプランや、観光オフシーズンである冬場の農業ボランティアを交えた滞在プラン、子連れのワーケーションプラン、ミールクーポンやレンタカー付きプランなどさまざまな意見が上がった。
主催した屋久島観光協会の宿泊部会は、講演やワークショップの内容を取りまとめて会員で共有。上がった意見を具体的なアクションにつなげたいとする。