屋久島の地図を盤面にしたすごろく「やくしまの旅ボードゲーム」が10月24日、リニューアルされ販売も始まった。
盤面とカード類と説明書、升ごとの説明を盛り込んだフォトブックとこま、サイコロが箱に入ったセット(5,500円)
同商品は2月に販売を開始した第1弾の改良版。盤面などでは子どもや外国人向けに振り仮名を増やしたほか、一部のセットに付属の木製こまは材料を同島の地杉に統一。サイコロには樹齢1000年以上とされる屋久杉を使う。企画制作した「しまりす村」(屋久島町尾之間、TEL 0997-47-2230)の村松佳子さんは「屋久島の未来を支える持続可能な資源を活用した。屋久杉と植林された地杉とで、年輪や香りを比較できる」と話す。
盤面に並ぶ升の数は、スタート地点の鹿児島市から同島の地図に沿い、ゴールの同島最高峰・宮之浦岳山頂まで109升。実在する観光スポットを地図に合わせて紹介する。「大雨洪水警報発令!島内観光へ」など、同島への旅で想定できるハプニングも升の中に盛り込む。旅を計画中の人も旅の思い出を振り返る人も楽しめる内容を目指した。同社のオンラインショップや島内の土産物店で販売する。
同ゲームをプレーする時の推奨人数は2~6人、プレーの目安時間は3人で1時間。価格は2,750円。升ごとの説明を盛り込んだフォトブックをセットした商品(3,850円)のほか、フォトブックとこま、サイコロを箱に入れたセット(5,500円)も用意する。全てのセットに盤面とカード類、説明書が付く。